京大建築会
H14年度建築会年会(支部長懇談会)
- 日時・場所
- H14年10月19日(土)
建築学教室内会議室
- 出席者(敬称は省略)
- 横尾義貫、望月秀祐、松浦邦男、
渡部正博、播戸正臣、山中昌之、本郷智之、相良和伸、田川健吾、高木冨夫、大谷孝彦、大内克之、田中保彦、梶原一幸、鎌田輝男、平田義秀
鉾井修一、河野允宏、宗本順三、高橋康夫、上谷宏二、古阪秀三
報告(議事録)
- 開会挨拶(高橋)
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- 建築系教室の報告(鉾井)
- ・辻文三教授が工学研究科長に就任(昨年12月)
・教室教官の昇任(前田教授、大窪助教授、小林助手)、移動(西山助教授、橋本助手、藤澤助手)等報告
・ 藤井助教授、内井元教授逝去報告
・ 高松、宗本両教授、高田、伊勢両助教授受賞報告
・ 再来年度から法人化
・ 中期目標・中期計画の策定
・ 2004年4月桂キャンパスに移転
・ 建築教育のJABEE評価受診予定
- 各支部の活動報告
- ・ 北海道支部(渡部)
会員10名、年1回の同窓会が難しい。
・ 関東支部(播戸)
会員1200名ほど。同窓会には50名程度参加で、年4回の会合はつらい。しかし、内容を充実して何とか頑張っている。昨日も丸ビル見学と井上、前田両教授の講演会をやり、100名程集まった。
・ 東海支部(本郷)
会員161名。昨年秋には栄のバスターミナル現場(施工:大林組)を見学し、忘年会には21名集まった。
・ 北陸支部(田川)
会員は14名だが、同窓会開催が難しい。
・ 京都支部(高木)
会員は400名ほどで、年5回の会合。過去1年では、聖護院で忘年会(25名)、春の講演会(高田助教授、21名)、鴨川床での会食(前田教授昇任祝いを兼ね、14名)、供養塔参拝と講演会(中村名誉教授、33名)。その他、ゴルフ大会、囲碁大会をやっている。
・ 大阪支部(田中、梶原)
大阪支部のHPを立ち上げた。年2回の例会をやっており、グループ数は54あるが、各グループに所属する会員の数は把握していない。
・ 中国支部(鎌田)
広島京大会があり、5年に一度総会をやっており、昨年がそうで、副学長が来られた。京大建築会の支部活動は年1回忘年会を開く程度。
・ 九州支部(平田)
会員は100名弱で、60%が福岡。年4回(3,6,9,12月の第一金曜日)所定の場所に集まる。出席者が減ってきて年3回に。出席をとるようにしたり、熊本で開催したり工夫している。時々ゴルフパーティもやっている。
- 会計報告(鉾井)
- 資料に基づき、会計報告を行った。
- 会報の編集及び印刷について(国井)
- 来年度、印刷所をかえ、印刷経費をさらに低減する予定である。
- 会費の納入・徴収方法の改善について
- 自動振替は過去に何度か議題にあがったが、全員の協力を得ることは難しいので議論すること自体止めた方がよい。
- 若い層の参加促進について
- ・
関東支部では、支部事務局を持ち回り制(ゼネコン大手6社+日建設計1社)にしており、それらの会社の若い人がやっている。若い人を組み込む工夫を各支部で考えてはどうか。
・
若い時は移動が激しいので、ある程度参加意欲が薄いのはやむを得ない。
- 供養塔委員会の報告(松浦)
- 80周年で募金を集めたので、費用負担という意味では余裕がある。供養塔維持には年に50万円〜60万円が必要。
- その他
- ・ 京大建築会のHPの更新は随時やるので、変更があれば速やかに連絡を。(国井)
・ 新設大学ができたことと関係して、鳥取と島根に会員が増えた。支部を作るか、広島との関係を密に。(大谷)
・ 新社会人の名簿は役に立つので今後とも支部に電子データを送って欲しい。(渡部)
・ 支部活動の人集めにとって、大学の先生の講演や同期のネットワークが重要。(山中)
- 横尾先生の話題提供「品質管理・危機管理」
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- その後の意見交換
- ・ 資格の問題は私学で問題になっている。(渡部)
・ 京大建築の卒業生の就職動向はどうか。(本郷)
(90名のうち、65名院へ、10名弱が就職、残余が留年。しかも、建設関係50%を切っているのでは)(宗本、上谷)
・ マネジメント系とか、まとめていく人材の教育はどこでやるのか。(専門職大学院構想がある)(宗本)
懇親会の様子
各支部の代表の方からお話をお聞きしたコメントを掲載しております。
皆さんのこの懇親会を楽しみにしていらっしゃる様子が伝われば・・・と、思います。支部長の年会とは一味違う雰囲気で皆さん楽しそう。

北海道支部:渡部正博(支部長代行)
教室との(会報を除いて)ほぼ唯一の接点です。毎年参加するのを大変楽しみにしています。特に最後の“雑談”がいい。

関東支部:播戸正臣(支部長)
関東支部の活動は、会長をはじめ関係者の努力に拘らず、ここ数年収支悪化の状況が続いていましたが、今年度から例会を年2回に圧縮し、中味を濃くして出席率を高めるよう努力しています。(お蔭で10/18の例会は近年まれに見る100名以上の参加を見ることができました。)
本日の全国支部長懇談会は大変有意義だと思います。もっとフリーの雑談の時間が多い方が良いと思いました。
東海支部:本郷智之(支部長)
現会員161名、これは全会員の4.5%です。10年前が120名程度でした。東海の経済力が8〜9%ですからその1/2でしょうか。昨年の例会では昭和10年卒の清水吉一大先輩が見学会と懇親会の両方に出席され大いに励まされました。横の連携と供に縦の連携も大切ですので、是非若い人も出席され歴史を勉強して下さい。

京都支部:高木冨夫(支部長)
全国支部の報告を聞き、本当に京都支部という地のありがたさを実感しております。年に2回先生の講演を聞き、その他3回合計5回の会合をより有意義に企画したいものと思っております。
大阪支部:田中保彦(支部長代行)
坂内支部長の代理と言うことで何も解らず参加させていただきました。久しぶりの学内の様子が見られたり、皆様の楽しいお話が聞けたり、少々私には難解なお話もありましたが、有意義な時間を過ごさせていただきました。
中国支部:鎌田輝男(支部長)
各支部の活動状況を聞いて、中国支部の活動が低迷気味であることを痛感しています。地理的な条件を克服して、活性化しなければなりませんね。
大学が今、大きく変わろうとしていますが、OBはどうなっていくのだろうかと大いに関心を持っています。建築会HPで情報を流してもらえるといいと思います。
九州支部:平田義秀(支部長代行)
松井支部長の代理で2度目の参加ですが、楽しい一時を過ごさせていただいています。2次会では仕事をともにした椛蝸ム組の山中さんと初めて同窓ということがわかりもっと早く同窓とわかっていれば、仕事もスムーズにいったのにと思っています。


会長の横尾先生からも何かコメントをお願いしたのですが、残念ながらいただけず写真だけの掲載です。